弊社の社名の由来でもある、“一緒に創ってくれる人と、一緒に新しい文化を創造する”こと。
その一例が、ファミリーマート・ベトナムの人気商品となった「ドラえもんまん」である。
きっかけは、ベトナムになかったコンビニを立ち上げ、おにぎりを流行らせた事にある。
それまではベトナム小売店のファーストフードといえば伝統的な中華まんだったが、コンビニの新しい食生活の提供で、目新しいおにぎりに人気が集中した。そこで、中華まんの伝統を守りつつ、新しい・楽しいものに進化させたい、コンビニに来られるお客様になじみ深い、昔ながらの中華まんで最新のものを創りたい、という弊社代表 菊川の願いから、一緒に創ってくれるパートナー(版権・技術・アイデアの強みをそれぞれが持った3社)が集結。
それまでのキャラクターまんといえば、焼き印が押された平面的なものであったが、本物のキャラクターに忠実で、カラフルで、なおかつ生き生きした
“左右非対称”の立体的な動きのある表情を中華まんで実現。伝統を守りつつ、それに息を吹き込み、新しいものを生み出した。
2015年4月の販売当初は限定1万1,000個を3週間で販売する予定だったが、わずか1週間で完売。
同年6月には、映画「ドラえもん のび太の宇宙英雄記」のベトナム公開に合わせ、映画の中での秘密兵器「ミラクルバッジ」をあしらったドラえもんまんを発売。その後は、ジャイアン、ドラミちゃん、スネ夫、のび太のお母さん・お父さんまんも販売、人気を博した。
2016年、アジアで拡大と競争を続けるコンビニの商品の面白さに注目した、NNAカンパサール(アジアの経済ニュース媒体)で、“アジアユニークビジネス大賞~コンビニ部門~”の金賞を受賞。
反響を呼び、日本のメディアでも扱われ、2017年にはTV番組「アメトーク」(テレビ朝日)の“ドラえもん大好き芸人”、ラジオ番組「大沢たかおのJet stream」(TOKYO FM)でも話題となった。
その後も、20種類以上のドラえもんまんシリーズを販売。
このように、“issho Asia”で “一緒に”できること、日越の企業のお手伝いを通して、新たな流れを生み、育て、日本とベトナムの方が成功することで、笑顔の輪が広がることをこれからも一緒に行いたいです。
