ベトナムでは、「Tet(テト)」と呼ばれる旧正月を最も重要な祝祭日としてお祝いします。今年は1月22日が旧暦の元旦にあたり、街はお正月の雰囲気が漂い華やかです。
そして、旧正月前にお歳暮にあたる「テトギフト」を取引先、家族、親戚などに贈り合うのが習慣で、テト前にはスーパーやデパート、露店などがテト商戦に入ります。
一般的なテトギフトは、とにかくボリュームが重要。カゴからはみ出すように山積みにされています。また、ギフト内容はクッキーやお酒、ナッツなどがほとんどです。

弊社直営店Storiesでは、テトギフトにおいても新たな価値を提供しようと、今までにないコンセプトを掲げたテトギフトを作り、販売しています。
まずはこの箱型です。日本では何の変哲もない一般的なギフトボックスと思われるかもしれませんが、ベトナムではありそうでなかったシンプルな箱です。従来のカゴ型ではかさばるため配送個数が限られます。箱型にすると重ねられるため、一度に運べる数が一気に増えます。大気汚染を悪化させている原因として問題視されている排気ガスを少しでも軽減したいという考えが込められています。
二つ目の特徴は、贈る相手の健康と幸せを願ったギフト内容です。一般的なテトギフトは菓子類とお酒がほとんどで、種類も商品ブランドも選択肢があまりないのが現状です。健康志向と美容意識が高まるベトナム。相手が心から喜ぶものは、年配者や子どもも一緒に楽しめる、身体に優しく、健康にも嬉しいギフトだと私たちは考えます。Storiesの選りすぐりの日本商品を詰め合わせることで、それを実現し、箱を開けるときにワクワクする楽しみと共に贈ります。

現地の慣習を踏まえつつも新たな価値を加えることで、ベトナムの年末商戦における顧客の潜在需要を引き出すことができ、ひいては、ベトナムの環境問題や人々の健康にも寄与できたらと取り組んでおります。