2020年、ASEANでGDPマイナス成長の国が多い中、唯一プラス成長を維持していたベトナム。
2021年も前半(第1四半期(1~3月)・第2四半期(4~6月))は好調だったものの、デルタ株感染拡大の影響で第3四半期(7~9月)はマイナスに。
2000年に統計総局が四半期ごとのGDP公表を始めて以来、最大の減少率となったが、今年最後の第4四半期は再び回復し、来年(2022年)のGDP目標や、
各地域ごとの目標(GRDP)が発表されました。
【2022年:ベトナムGDP目標】
●ベトナム全体:+6.0~6.5%
【2022年:各地域のGRDP(域内総生産)目標】
●ハ ノ イ 市 :+7.0~7.5%
●ダ ナ ン 市 :+4.9~8.1%
●ホーチミン市:+6.0~6.5%
ウィズコロナ政策がとられ、2022年は日本との行き来ができるようになることや、米・中の動きもあり、
ベトナムへの進出も増えていくことが予想されます。
《出所》
●JETRO「第3四半期のGDP成長率、前年同期比マイナス6.2%」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/10/ac15ef004566cdf2.html
●ベトナム政府 オンライン新聞「ベトナムのGDPは第四半期に5.22%拡大」
http://news.chinhphu.vn/Home/Viet-Nams-GDP-expands-522-in-fourth-quarter/202112/46455.vgp
●ホーチミン市党 電子サイト「国会は2022年のGDP成長目標を6-6.5%と決定」
https://www.hcmcpv.org.vn/tin-tuc/quoc-hoi-quyet-nghi-chi-tieu-tang-truong-gdp-nam-2022-la-6-6-5-1491887120